「授乳服って必要かな?」
この記事はそんな疑問をお持ちの方へ向けて書いています。
こんにちは!タケマツハナコです。
授乳服って、買うか買わないか迷いますよね。
絶対必要でもないし、できれば買いたくないですよね。
かく言う私も、使うかわからないものの購入は慎重で、一人目の育児のときには授乳服として改めて買ったりはしませんでした。
結果としては
授乳服なしでも育児は出来た
なので、二人目育児のときも特に購入は考えていませんでした。
しかし、授乳服としては購入しなかったのですが、妊娠中に買ったマタニティ服の何着かに授乳服の機能がついており、ものは試しで使ってみたところ、とても便利だったんです。
一人目から使っていればよかった
授乳服はなくても育児に支障はありません。一人目育児で使わなかったので断言できます。
でも、使った人にしかその便利さはわかりません。
なくてもどうにかなるけど、あると母乳育児の質が上がる。そんなアイテムが授乳服です。
今回は一人目育児では使わなかったけれど二人目育児で便利さに気がついた経験から、授乳服についてレビューしたいと思います。
一人目育児の授乳事情
現在3歳になる長男は母乳育児でした。
母乳が出るうちはできるだけ母乳で育てたいと思い、ほぼ完全母乳での育児でした。
なので子供が泣いてお腹が空いた様子であればすぐに授乳をしていたましたが、
・授乳服は持っていない
・授乳ケープは被せると飲まない
ので外出先では授乳室で授乳が必須でした。
もし授乳室がなければ車の中で授乳をしていました。
外食やショッピング中にぐずり出せばすぐに授乳室へ行っていましたが、授乳室ってすぐ近くにあるとは限らないんですよね。
大概は各施設に一つなので階が違うことは当たり前。近くにあることは稀なので離れている授乳室へ行っていました。
しかし、それって不便なんです。
食事やショッピングを中断しないといけませんから。
移動と授乳の時間で15分、30分かかるのは当たり前。
食事中に授乳することになれば、一人食事を抜けるので、話題も当然変わっているし、みんな食べ終えそうになっていたりで、寂しいし、待たせてしまって申し訳ないしで、赤ちゃんを連れてのお出かけは大変だなとつくずく実感しました。
でも、赤ちゃんとの生活とはこんなものなのかな、と新米ママになったばかりの私は自分を納得させていました。
せめて授乳ケープで授乳できればなあ、と思いましたが、我が子は授乳ケープに慣れることはなく、断乳まで授乳は授乳室でしていました。
二人目育児の授乳事情
現在9ヶ月の次男も今のところ完全母乳です。
長男の時と違うのは
お兄ちゃんがいるから赤ちゃんのペースに合わせ切れないということ。
長男の時は外出先でぐずっていたら授乳室に行くか、家の近くであればすぐに家に帰ったりして授乳していました。
しかし、次男の場合は赤ちゃんの次男以外に3歳児のお兄ちゃんがいます。
外出先がショッピングボールだったりすると、授乳するためには授乳室にお兄ちゃんを入れるか、待たせるかしないといけないのですが、もちろん心配で外で待たせておく事はできないし、連れて入っても静かに待つ事はできません。
家の近くの場合でも、ダンゴムシに夢中の3歳児男児をその場から引き剥がすのは至難の技です。
そう、あれだけ長男の時はお腹が空いたら本人のタイミングに合わせて授乳してあげられたのに、それすらも簡単ではなかったのです。
そんなこんなで、まず3人では遠出はしない。
近所のおさんぽもすぐに切り上げて10分ほどで帰ってこられるところに限っていました。
そんなある日。
近所の公園で長男・次男と私の三人でおさんぽ&お弁当ランチへ出かけました。
お外の好きな長男は公園へ行くと同じ公園で平気で2時間は遊びます。
そして、お弁当を食べるのを楽しみにしていて、そのころは毎日のようにお外でお弁当というのが日課になっていました。
そうです、軽くお外に3時間コースなんです。
当時生後6ヶ月くらいの次男はとってもおとなしく待てる赤ちゃんで、抱っこやベビーカーでご機嫌に過ごしていたのですが、やはりお腹はどうしても空いてしまいます。
公園について2時間ほどしたお弁当タイムにぐずりだしてしまいました。
いつもならここで帰る支度をする私ですが、まだお弁当を食べている途中です。
長男を急かすのも大変。
どうしようかと考えあぐねている時に気づきました。
そういえば、今日は授乳服を着ている。。。!
もともと、授乳服としてお洋服を買った事はありませんでしたが、マタニティとして買っていた服に授乳服の機能が付いているものがありました。
産前産後兼用のお洋服だったので、その日たまたま来ていたのが授乳服だったのです。
その日座っていたのは公園の隅っこのベンチでした。
もしかしてここなら人目にもつかないし、このまま授乳できるんじゃ?そう思った私はさっと授乳服から次男にラッチアップしました。
飲み始める次男。
授乳服で胸まで洋服をまくる事なく授乳できているからか、公園にいる人たちも皆、授乳に気づく様子もありません。
授乳に気づいているとしたら、赤ちゃんを育てた事のあるママたちくらいではないでしょうか。
しかし、肌が露出するわけでもないので、悪い印象は与えなかったはずです。結果的に人目に配慮して授乳することができました。
この体験はかなり目からウロコでした。
なぜなら、授乳服一つで楽しんでいる長男を家に帰す必要もなく、お腹が空いた次男を待たせることもなく、人目にも配慮できる。
授乳服の素晴らしさを実感したのでした。
その日からは外出にはできるだけ授乳服を来て出かけるようにしました。
すると、外食中にお腹が空いたと次男がぐずればその場でさっと授乳でき、バスなどで移動中であれば、座席でさっと授乳でき授乳服によって授乳室という場所の制限から解放されたように感じました。
場所と時間から解放された
授乳服は場所はもちろんのこと、時間の拘束からも解放してくれました。
例えば出かける時、赤ちゃんが外出時にお腹を空かせないように授乳を済ませます。
できる限り飲ませて満足させた状態にして、外出先でぐずらないようにするのですが、お腹が満たしきれなかったりすると、予想より早い時間に赤ちゃんはぐずりだしてしまいます。
そうなると、予定とは違うタイミングで授乳することになり、授乳室を探して授乳することになります。
けれども、授乳服があればそんな時でも授乳室を探すことなく、すこし隠れた場所を探せばOK。すぐに授乳することができます。
それって授乳のタイミングに神経質にならなくていいということなんです。
つまり授乳のタイミングに縛られすぎない、ということ。
たったそれだけですが、産後、赤ちゃんのお世話で産前よりも自由になる時間が少ないママにはそれだけの自由でも大きいんです。
それは心のゆとりにもつながります。
まとめ
授乳服はなくても母乳育児できる
けれどあるとママを授乳の場所・時間から解放してくれるアイテム
もちろん完全にいつでもどこでも自由に授乳できるわけではありませんが、授乳服がない場合よりも自由になるようになりました。
今思えば、一人目の時に授乳服があったら、もう少し自由に、そしてゆとりのある育児ができていたかもしれません。
とはいえ、出費の一つ。まずは1着から試してみるのもいいかもしれませんね。