我が家のリビングダイニング(LD)ではメイン照明にLE KLINT のペンダントライトを吊るしています。
リビングにLE KLINT172Bを一灯、
ダイニングにはテーブルの上にLE KLINT047を二灯
吊るしています。
LE KLINTシリーズをリビングダイニングの照明として選んだ理由は次の通りです。
・シェードがプラスティクペーパーで軽量で地震時に安心
(揺れてもガラスのように割れない、軽くて落ちる心配もない)
・シェード全体から明かりが広がるため部屋全体の明るさを確保しやすそう
・光源が直接見えにくいデザイン
・種類が豊富でLDのコーディネートがしやすそう
これらの条件を満たしてくれる照明というのがなかなか無かったなか、多くを満たしているのがLE KLINTでした。
ただ、LE KLINTに決めるにあたって気になったのが「我が家のLDの広さと照明サイズのバランス」、そして「明るさ」でした。
具体的には
「11畳ほどのLDには大きすぎるのではないか」
「シーリングライトの明るさに慣れている私や家族には暗いのではないか」
といった心配です。
設置してから半年ほどが経ちます。
実際の所はどうだったか。
まとめておきたいと思います。
この記事では
・LEKLINT LDでのコーディネート
・広くはない空間とLEKLINTの相性
・LEKLINT 実際の明るさ
についての実例をお届けします。
我が家のリビングダイニング
・天井高:約245mm
・広 さ:約11畳
我が家は天井高245mmのごく一般的なマンションです。LDの広さも11畳ほどで特に広くもありません。
我が家のLE KLINT
1.LE KLINT 172B
・ サイズ: Φ440xH400 mm
・ 重 量:約0.7kg
・ 対応ランプ:LEDの場合は100W相当形まで可
・ 設置場所:11畳ほどのLDのリビング部分
サイズ感は?
意外にも172Bのサイズ「Φ440xH400 mm」がぴったりでした。
もともとネックになっていたのはコード長とLE KLINT本体とのバランス。
我が家の天井高(約245mm)だとコードの長さを300mm程度にしないと男性の身長(175cm程度)だと頭をぶつけてしまうので、もともとコード長を300mm程度に収めないといけない計算でした。
しかし、本体を長いコードで吊って空間に浮いているかのように設置することで、シェードの美しさが引き立つという側面もLEKLINTにはあると思うのです。
なので、「もう一回り小さい172Aがいいのでは?」と迷ったりもした。
しかし、それでも伸ばせるコード長はたかがしれているし、それに、172Aの大きさでは11畳のLDで存在感が出ないのではないかと考え、結局172Bにすることにしたのです。
結果としては、コード長は短くなりましたが、ちょうどいい存在感で収まりました。
コード長は短くてもLE KLINTは美しいようです。
明るさはどうか?
明るさは一般的なシーリングライトの明るさと比べると暗いと感じると思います。
それはそのはずで、我が家で使っていた6畳用LEDシーリングライトは「約4200ルーメン」でLE KLINT 172B は100W LED電球で「約1520ルーメン」。単純に6畳用シーリングライトはLE KLINT172Bの2.7倍の明るさです。
暗く感じるわけです。
では実際生活するのにはどうかというと「読書や家事には不向きだけど、テレビ鑑賞には問題ないレベル」だと思います。
本を読んだり家事を無理無く行うにはテーブルライトやフロアライトを足すと過ごしやすくなると思います。
そんな我が家はフロアライトを一灯足して過ごしています。一灯足すと作業がしやすくなり、おすすめです。
注意したい環境
ちなみに「明るさ」で忘れてはいけないシチュエーションが夜以外にもあります。それは「曇りの日」や「日中でも照明をつける部屋に設置した場合」です。
LEDシーリングライトは調光ができるので、日中明かりをつける場合は「昼白色(日中の他太陽光に近い色)」だと違和感なく過ごすことができます。
しかし、調光機能がないLED電球を照明として選んだ場合、曇りの日や日中照明をつける部屋では、日中でも電球色で過ごすことになってしまいます。
ちなみに調光タイプのLED電球も売られていますが、明るさ(ルーメン値)が調光なしの電球に比べると落ちてしまうので我が家では採用しませんでした。
日中は昼白色の明かりの下で過ごしたい!という方は注意した方が良いかもしれません。
2.LE KLINT 047
・ サイズ: W380xD380xH280 mm
・ 重 量:約0.5kg
・ 対応ランプ:LEDの場合は100W相当形まで可
・ 設置場所:ダイニングテーブル(1800mmx800mm)の上に2灯
サイズ感はどうか?
二灯吊るしているのは一灯だと影が出やすいと思ったからと、一灯だと少しダイニングが暗いかもと思ったためです。
シェードがΦ380mm程あるので、ダイニングテーブル(幅約1800x奥行800mm)に二灯吊るすには大きすぎるかなと設置前は心配していました。
ですが、プラスチックシートの軽い印象のシェードだからか、うるさくなりすぎずに収まってくれています。
明るさは?
取り付けている電球は二灯とも60WLED電球です。
明るさはシェードを通して全体から明かりが広がるのでダイニング全体が明るくなります。
また、シェードの下は直接光源から光が届くようになっているので、ダイニングテーブルにはダイレクトに光が届きます。
ダイニング全体の全体照明としては、ペンダントライトの光源だけでは空間に立体感が出にくいので、もう一灯プラスした方がメリハリのある空間になってくれそうな気がするので、照明を足した方が良いかと思っています。
食事の際は、食事をする手元や、テーブルに並べられている食材を綺麗に照らしてくれますし、パソコン仕事や本を見ながらの作業も手元はしっかり明るいので、画面や紙面も見やすいです。
二灯吊るしているため手元に影が出にくいので、影が出て食事や作業に影響が出ることもあなく、二灯で良かったと思いました。
一灯だとしっかり影ができて、食事や作業中に不便に感じたかもしれません。
LE KLINT のお手入れ
埃がたまりやすいのは難点。月に一度ほどは埃を払ってあげた方がいいかと思いますが、いかんせんシェードが複雑な形をしているので、払いにくいです。
シェードはプラスチックシート製なので、水洗いも出来るようなのですが、水洗いする勇気が今のところなくて、試していません。
LE KLINT の魅力
オブジェとして
照明器具なのにオブジェとして楽しめるのがLEKLINTの魅力のひとつだと思います。
夜の照明として光るLEKLINTも素敵なのですが、個人的に好きなのは照明を付けていないときのLEKLINT。
日中の太陽光や、夜の補助照明の明かりで照らされたLEKLINTはシェードの陰影がはっきりと現れて美しいです。
インテリアを選ばない
照明器具なのにオブジェのようなLEKLINTは不思議とインテリアのテイストを選ばない照明だと思います。
モダンテイストはもちろん、北欧テイストでも、和室のような空間でも合わせられると思います。
選ぶ楽しみと合わせる楽しみ
LEKLINRは172シリーズが特に知られていると思いますが、実はそれ以外にもたくさんの種類があります。
ペンダントライトの種類だけでもゆうに10種類は超えますし、テーブルライトやフロアライトのラインナップもあります。
サイズも172シリーズでは家庭向けと思われるサイズは3サイズ展開されています。
オブジェとしての側面もある照明器具なので、サイズ違いはもちろん、異なるシリーズを同じ空間に飾っても何故かしっくりする不思議な照明器具です。
なので、一つの広い空間や、家全体の照明を統一感を持たせたいときに、シリーズ(形)を統一しなくても、統一感を持たせることができるので、選ぶ&合わせる楽しみがある照明だと思います。
LE KLINTはこんな人におすすめ
・主張しすぎない照明を探している
・地震の際にも安心したいので軽量の照明を探している
・昼も夜も美しい照明を探している
・部屋全体を照らす照明を探している。
・光源が直接見えにくい照明を探している。
・照明を統一感を出したけど、同じ照明ではまとめたくない。
まとめ
LE KLINT は我が家の様なコンパクトなLD空間でも楽しむことができる照明でした。
選べる種類やサイズも豊富で、インテリアも選ばないので取り入れやすい照明ではないかと思います。
北欧の名作照明が気になっているという方、自宅を素敵なアート空間にしたいという方、優しい明かりに癒されたいという方、おすすめですよ。