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コンセントを増設したい!我が家のリフォーム実例と見積もりを公開

「コンセントの位置がイマイチだけどリフォームするほどでもないかな?」

「業者に依頼するのも面倒そうだし、お金もかかるし、本当にやる価値あるのかな?」

この記事はリフォームやコンセント増設をしたいと思うけど、「必要かな?」と悩んでいる方へ向けて書いています。

こんにちは!先日(2021年2月)にコンセント増設リフォームをしました。

家って住み始めてから、分かることってありませんか?

我が家の場合は「コンセントの位置」

図面で書かれている時には、十分あると思っていたのですが、住んでみると足りない。我が家も「ここにあったらいいのに!」という所にコンセントがありませんでした。

・コンセントの増設工事費用はどのくらいかかるのだろう?

・工期はどのくらいかかるのだろう?

といった疑問もあり、入居して2年ほどは「リフォームするほどでもないかな?」とそのまま使っていましたが、先日ついに、コンセント増設工事を実行!

コンセントが増えることでおうちの使い勝手が良くなりました!

今回は、施工する前の私のように、「コンセント増設工事、実際どうなの?」という方へ向けて、我が家の「実例と感想」、そして「こうすればよかった」というポイントを紹介したいと思います。

我が家が増設した場所と理由

今回のコンセント増設をした場所は3箇所ありました。

1箇所目 キッチンの作業スペースコーナー

ここに増設したかったのは、ハンドブレンダーを使うときに付近にコンセントがなくてキッチンで使えなかったことと、いつかホットクックを買うことがあったらこの場所に置きたいと思っていたからです。

2箇所目 ダイニングテーブル下

我が家はダイニングテーブル付近にコンセントがなく、スマートフォンやパソコンの充電しながらダイニングで作業をするためでした。

3箇所目 寝室のニッチ

ニッチはスマホを充電したり、いつか間接照明を置くために増設。

これらの三箇所はいずれも分岐配線により増設しました。大容量の家電が使いたいという理由でなかったためです。

三箇所の増設の総額は合計114,620円でした。

気になるコンセント増設工事の相場

我が家の合計費用114,620円が高いか安いかこれだけでは分からないと思いますので、一般的な増設工事の相場を調べてみました。

コンセント一箇所に付き 10,000円〜20,000円程度

コンセント増設工事の相場は増設する方法により変わるようです。

・新規配線施工 10,000円程度

・既設配線分岐施工 20,000円程度

新規配線施工

分電盤から新しく配線を引き、コンセントを増設する方法です。コンセントの容量不足で困っている場合に適した方法です。

既設配線分岐施工

コンセントの数を増やしたい(容量不足での悩みはない)場合は、既存のコンセントの配線から分岐させて新設します。ただし、容量の大きい家電を使用する場合は向きません。

我が家は大きな容量の家電を使う予定はなかったため、既設配線から分岐施工になりました。

。。。3口 増設で114,620円の我が家の施工費。

。。。あれ、相場より高い?

それには少し理由があります。

工事費の内訳を見ていきましょう。

工事費の内訳

<内訳>

・キッチン増設: 37,000円

・寝  室増設: 57,200円(コンセント分岐18,000円クロス張替39,200円

・リビング増設:  5,000円

・諸経費:4,800円

+Tax(10%)

赤字部に注目です。

相場より高めなのは

・キッチンの施工が特殊だった

・寝室は別室から分岐を取ったのと、内装工事が必要になった

ためでした。

ちょっと高いその理由

キッチン

・増設希望箇所は軽鉄骨が入っている壁で、分岐配線を引くことが少々難しい

・分岐配線もとが食洗機で配線分岐に工夫が必要

食洗機脇の収納の奥の壁に穴を開けるという少し大がかりな処理になりました。

そのため、一般的な分岐回線の見積より高くなったと考えられます。

寝室

・別室から分岐を取る際の施工が大がかりだった

・寝室に内装工事(壁紙張替)が入った

増設希望場所の近くに分岐できる配線がなく、壁に面した裏の部屋の配線から引くことになりました。こちらも壁に穴を開けての施工が必要になり施工が少々大がかりで、補修のために内装工事となりました。

 

壁の石膏ボードを切り出し、穴から配線を引き出したそう。この跡を補修するために壁紙を張り替える内装工事を行いました。

アクセントクロスに選んだのは「リリカラ ウィリアム・モリス ヘリテージカラーズのLW−2579」

壁紙についての記事はこちら

工期について

見積依頼から工事完了までは約1ヶ月でした。

工期は電気配線が半日、寝室壁の内装工事が一日と約一日半で工事は完了しました。

一つだけ後悔していること

コンセントを施主支給にすればよかった

コンセントって知らないだけで生活感の少ないものも世の中にはあるんですね。

「コンセントを施主支給できること」に気がついたのは何故か工事当日。

キッチンやニッチは目につきやすい場所にあるので、生活感のでにくいデザインのものを選んで施主支給でやってもらえばよかったなとちょっぴり後悔しています。

とはいえ、 一般的なコンセントでも、思ったより目立たないので良しとしました。

なので、これからコンセント増設を考えていると言う方には、ぜひ

「コンセントを施主支給にするという選択肢もある」

ということを頭の片隅にでも入れて置いてもらえるといいのかな、と思いました。

まとめ

我が家の場合は内装工事が必要になったということもあり、相場よりも高くなりましたが、コンセント増設は予算が許せばかなり満足度の高いリフォームだと思いました。

「コンセント増設にどのくらいかかるか」

は我が家のように、実際に見積もりをしてみないと分かりません。

「コンセントを増設しようかな」

と悩んでいる方は、まず見積もりをしてみてはいかがでしょうか。
(高ければ、やめればいいのです♪)

以上、でした!

この記事が、お役に立てましたら嬉しいです。